熱血教師|堤 征一郎


堤先生
堤先生

私には生涯忘れられない恩師がいます。小学校高学年時の担任の先生です。とても厳しく怖い先生だったのですが、普段はとても気さくで楽しく、私は先生のことが大好きでした。

当時の自分を振り返り、思うことがあります。なぜ先生が私にとって忘れられない恩師であるのか。話が楽しかった、授業が面白かった、それらの要素ももちろんあるのですが、最も大きいのは「自分のことを認めてくれた」ことなのだと感じています。先生が私以上に私の可能性を信じ、期待し、認めてくれたから、私も自分に可能性を感じることができたのだと、今になって思います。

この経験が、教師となった今の私の道標です。生徒たちはみな可能性の塊です。そして多くの生徒はそのことを知らずに、今の自分を小さく評価しています。子供たち以上に彼らの可能性を信じ、励まし、ときに叱咤することで、彼ら自身が自分の可能性に気付き、夢をかなえていく。我々教師にとってこれが最大の使命であり、同時に最大の喜びであると思っています。



私の宝物
宝物

ある校舎での最後の授業の日に、生徒たちが書いてくれた寄せ書きが、私の宝物です。

その校舎ではたった1年間だけの指導だったのですが、みんなとても素直に私の指導についてきてくれました。見返すたびに、当時の感無量の思いがよみがえります。

卒業し立派になった教え子たちとの再会も、我々教師の大きな喜びの1つです。彼らともまたいつか昔話ができることを楽しみにしています。


   
         
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