こんにちは、九大進学ゼミです!
見事に咲いたサクラも散り、葉桜が目に鮮やかな季節となってきました。昼は暖かく汗ばむような陽気になり夜にはグッと冷え込む日が続くそうです。普段スーツの我々は、特に服装に困る時期です。
桜の花を見ると、いつも思い出してしまうことがあります。
大学生時代、スペイン出身の教授に
「君たちは桜をどのように英訳しますか?」という議題をいただき、議論したことがありました。みなさん「さくら」の英語訳はご存知ですか?
そう「cherry blossom」です。Google翻訳で検索しても、まさにこの訳が出てきます。
しかし、教授はそれは間違っていると言います。
「我々にとって「cherry blossom」はサクランボがなる木のこと、日本人の桜はそうではなくて、満開の花を慈しみ、散り際にはかなさを感じる、特有の美意識が色濃く現れている。意味するものと、受け取ったときのイメージがかけ離れている。そういった「文化に根ざしたもの」は英語に簡単に訳せるものではない、他言語との間には確かにこういった壁があるが、そういうのも含めて理解するために、英語を学びなさい」とおっしゃいました。
いまや社会の教科書にも載っている「異文化理解」のさきがけともなるこの考えは、英語の重要さを私に力強く教えてくれました。この
「言語って面白いんだ」という経験がなければ、私も真剣に英語を学ぶことは無かったかもしれません。
さて本日は、そんな英語に関連して、小学生対象の授業
「JE(Junior English)」をご紹介いたします!
ところで、中学生に
「9教科中、好きな教科は何か?」という質問をしたとき、英語は何位だと思いますか?
さまざまな機関や企業のアンケート結果を見ると、
英語はほとんどの場合7,8位と圧倒的不人気教科の一つです。
実際に教壇に立っていても感じますが、「英語が好きではない」子はとても多いです。
その理由は多くの場合「よくわからないから」「どうせ将来使うことはないから」など、英語に対してそもそも否定的な感情を持ってしまっていることが原因となっています。
そこで作り上げたのが、九大進学ゼミの
「JE(Junior English)」コースです。今日はこのコースの特徴について説明させていただきます!
◎特徴その1:
英語の「楽しさ」を重視した授業を展開!
九進のJEの基本理念は
「英語嫌いを作らない」ことです、勉強でもスポーツでも、それ自体を「嫌い」になってしまっては、どんなに効率的な練習を重ねても成果にはつながりにくくなってしまいます。
JEコースではリズムに乗せて英語の挨拶をしたり、我々教師も一緒になって英語で会話を交わしたりと、
英語に楽しく触れる機会をふんだんに取り込みました。こうして「英語は難しい、縁遠い」というイメージを取り払い、英語にもっと親しむことが出来ます。
◎特徴その2:
タッチペンの使用+講師のフォローでいいとこ取り!
JEコースの授業は、生徒一人ひとりが「スピーカー内蔵のタッチペン」を使い、自分のペースで進めていきます。
テキストをタッチすると、タッチペンからネイティブな英語発音が流れます。本物の発音を聞くことで、英語を聞く耳が育ちます。
英会話教室と違いタッチペンなので、よくわからなかったものをすぐに聞き直すことも、おうちに持って帰って授業内容を復習することも可能です。
普段の授業ではそうして聞く力を育成しながら、スピーキングのテストも行います。「どんな言い方だったかな?」という形で、ペンから流れた音声を真似してもらい、生徒に正しい発音の仕方をフォローしていきます。また、進むのが早い子は中学2年生レベルの文法にも挑戦することになります。実際に
高校受験、大学受験の授業を行っている教師陣が直接指導に入るので、小学生にとっては難しいと感じる文法も安心です!
◎特徴その3:英検取得を目指した指導!小学6年生を中心に
「英検取得」を一つの目標に掲げています。英検5級には中学一年生レベルの問題が出題されますが、山口東部の4校舎からこの春、
8人のJE生が英検5級を手にして中学校に進学しました!小学5年生のころから一緒にがんばってきた子も、6年生になってからはじめた子もいますが、誰もががんばって英検という一つの目標に向かって努力を重ねてくれました!ある一人の生徒は「英語だけは誰にも負けないし、負けたくない」と大きな自信を持って中学校の授業を受けています。
今後、大学入試において「英語外部検定(英検やTOEICなど)」は非常に有効な武器になります。たとえば昨年の山口大学であれば、個別学力試験の点数に「取得級に応じて段階的に加算する」としています。つまり、その級を持っているだけで入試の点数+10点、+30点と加算されることになります。他にも、「英語の学科試験を免除」「2級以上を取得している者は出願可能」などさまざまな形で、今後「英語外部検定」が利用されていくと考えられています。
小学生の頃から英検に挑戦し、5、4級と挑戦していくことは、最終的に高い級を取得することに必ずつながります。
是非、JEを通して、英検にチャレンジしてみてください!
以上が我々が自信を持ってお送りする、JEコースの大まかな特徴です。
そしてこれらは、小学生の今だからこそ価値のあるものだと私たちも確信しています。
言語学の世界に「臨界期」というものがあり、一般的に3・4歳〜11・12歳までが、言語を習得するのに適している年代といわれます。しかし、そういった時期に「むりやりたくさんの単語を覚えさせる」ような、お子様が「楽しくない」と思ってしまうようなカリキュラムの学習を与えてしまうと
「英語って楽しくない」と感じてしまい、まったくの逆効果になってしまいます。
JEには英語を楽しく、本物の発音でインプットし、受験指導も行っている我々の指導のもとアウトプットを重ねる、確かな実力養成を可能にしたコースです。
興味がございましたら是非見学にいらしてください!