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ホーム >  筑後校ブログ >  学力診断テストのやり直しノートを見ていて気付いたこと~その3~

学力診断テストのやり直しノートを見ていて気付いたこと~その3~


こんにちは、九大進学ゼミ筑後校の濱田です。
メジャーリーグでは、史上初めて同一シーズンで日本人選手3人(大谷選手・村上選手・岡本選手)がホームラン30本を達成するという活躍が見られましたね。日本の野球もパワーで負けていないことを、実績で証明してくれる日がくるとは・・・。本当にすごい。
さて、これまでの記事では、実力テストのやり直しノートを分析して感じたことを書いてきました。
伸びる生徒は「答え」だけでなく「自分」を記録していること。そして、やり直しは過去の修正ではなく、未来の自分への準備になっていること。
今回は実際にノートを見ていて多く見られた習慣を5つ紹介したいと思います。

テスト結果が出てからが勝負だ!

① 間違いではなく「原因」を書く

伸びる生徒は、「答えが違った」で終わりません。
例えば、
・計算ミス(符号)
・問題文を最後まで読んでいなかった
・連語を覚えていなかった
・説明不足だった
というように、なぜ間違えたのかを書いていました。
実は、未来の自分に必要なのは正解よりもこちらかもしれません。答えは教科書にも解説にも載っています。
でも、自分がどんなミスをしやすいかは自分にしか分かりません

② 次回の自分への指示を書く

原因を書くだけで終わらないのも特徴でした。
例えば、
「長文は設問を先に読む」
「計算後に見直しをする」
「資料の言葉を使って記述する」
など、次回の行動が具体的に書かれていました。反省を書くのではなく、作戦を書く。この違いは大きいと思います。
やり直しノートが「反省ノート」ではなく、「作戦ノート」になっているのです。

③ 一問から一つのルールを学ぶ

良いノートほど、解答を書くことが目的になっていませんでした。
例えば、
英語なら現在完了の使い方、数学なら四分位範囲の求め方、理科ならオームの法則、といった形で、その問題から学べるルールが整理されています。
つまり、「この問題の答え」ではなく、「次の問題でも使える知識」を残しているのです。
だからノートが少しずつ参考書になっていきます

④ 解き方の手順を残す

特に印象に残ったのが国語です。
あるノートには、「下線部の前後を見る」「根拠になる部分を探す」「必要な内容をつなげる」といった手順が書かれていました。
これは答えではありません。考え方です。
勉強で本当に大切なのは、答えを覚えることよりも、答えにたどり着くまでの道筋を身につけることです。困ったときに見返せる「考え方の地図」を作っているように見えました。

⑤ 自分の成長を記録する

さらに、
「A判定まであと○点」「次は40点を超える」「正答率をもっと上げる」といった目標も残されていました。
やり直しノートが失敗の記録だけで終わらず、成長の記録にもなっているのです。どこにいて、どこを目指しているのか。それが見えると、勉強は続けやすくなります。

実力テストのやり直しノートをたくさん見ていて感じたのは、伸びる生徒は問題を集めているのではなく、自分自身のデータを集めているということでした。
どこで間違えるのか。
何が苦手なのか。
どんな方法ならうまくいくのか。

それらを積み重ねながら、自分だけの参考書を作っているのです。
高校生になっても、この力は変わらず必要です。勉強内容は難しくなりますが、自分を分析し、改善し続ける力はずっと使えます。

これからも、答えを覚えるだけではなく、自分の学び方を振り返れる生徒を育てていきたいと思っています。
いつか今のノートを見返したとき、「あの頃の自分、いいこと書いてるな。」
そう思えるノートになっていたら素敵ですね。