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つれづれなるままに・・・体育祭観戦記


昨年度の体育祭は、コロナ禍ということもあり、中3生の保護者のみ観戦可という制限下でした。今年は自由に観戦できる!とあって、3年ぶりに張り切って各中学校を回ってきました!

朝一番の原中央中学校のパネル。「5 28 Sun」晴れてよかった!

西福岡中学校。苦悩の先に歓喜が待っている。運動も勉強も、人生そのものも、まさにそう!

原北中学校は、応援に駆けつけた時点で青が優勢でした。そして、見事総合優勝!九進の塾生たちも大活躍でした
なぜ塾の教師である自分たちが、学校行事である体育祭を見に行くのか?ですが、私の中では大きく2つあります。
①子どもたちの勉強以外の側面を見ることができる!
②卒業生に会える!(個人的にはこれは大きいです)
この日もたくさんの卒業生に声をかけてもらいました。本当に嬉しかったです。
また、普段ではみることができない生徒の別の一面をみることができましたし、私自身、中学生時代を思い出して熱い気持ちになりました。

学生時代、足が遅かった私は、体育祭が嫌で嫌で仕方がありませんでした。だから、徒競走の応援では、一番足の速い子より、ビリの子にどうしても目がいってしまいます。ああ、どんな気持ちで走っているか…僕は君の気持ちが理解できるよ、最後まで頑張れ!という気持ちで胸がぎゅっと締め付けられるような思いになります。しかし、トップでゴールテープを切る子以上に最後にゴールする子に向けて温かい拍手を送る子どもたち。自分もこんなふうにビリでゴールするときに励ましてもらっていたんだろうか、思い出そうにも思い出せません。

体育祭でそうだったように、徒競走でもリレーでもマラソンでも、スポーツの世界ではトップの子にもビリの子にも最後まで頑張った子に惜しみない賛美の拍手が送られます。勉強ではどうでしょうか。スポーツ以上に、目に見える点数や結果だけでその子の全てが評価・判断されやすい世界のように思えてきます。しかし、本当はそうであってはいけないですよね。

この日、ビリでも懸命にゴールを目指して走る子に、「●●、頑張れ!」と保護者の方が叫んでいる一場面を目にしました。勉強でも同じように、どんな現状も諦めることなく応援する教師でありたい。そんな思いを新たにした、体育祭でした。真剣に取り組む生徒たちの姿をみて、改めて、この子たちのために成績をのばしてやるぞ!と決意した一日となりました。