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塾頭コラム#57:1年の計は元旦に


「一年の計は元旦にあり」というのは、「何事も最初の計画が肝心である」という戒めの言葉です。せっかくの節目を迎えるわけですから、この機をとらえて、新しい一年の準備をしていきたいですね。

いよいよ入試本番となる中学3年生は上記でも説明したように、冬期講座の入試対策授業はもちろん、年末年始特訓を実施しますから、そうそう気の緩みはありません。だからこそ、万が一気の緩みを感じるようなら要注意!他の受験生の気が緩まないだけに、ここで大きく差をつけられる要因となります。しかし逆にチャンスでもあります。この高い意識を持続させることが出来れば、怖いものなど何もありません。あとは入試に向けてとことんやっていくのみです。応援してあげてください。

ここで頭を悩ませるのが受験生以外の子どもたち。冬休みは学校の宿題があまりないケースも多く、気の緩む機会はそこかしこに存在しています。そこで、私が毎年心がけていることは、「受験生の背中を見せる」ことです。

前述の通り、受験生は気を緩めるヒマがありません。それはなぜか?当然のごとく、目の前に入試があるからです。ご家庭に受験生の兄姉がいなくとも、九大進学ゼミにはたくさんの受験生がいます。我が子が受験生でなくとも、時間割を見て、中学3年生の授業数の多さを知っておいてください。3年生が年末年始の時期にも授業に臨んでいることを知っておいてください。それを子どもたちに語ってあげることが、今はもちろん、後々に活きてくるのだと思います。

子どもたちの意識というものは、一朝一夕で変わるものではありません。子どもたちの現在の様子は3ヶ月前につくられると思うようにしましょう。今から先を見て声をかけ続けていけば、中学2年生であっても、受験学年になる頃には意識の向上が感じられるはずです。目の前のことを叱るだけでなく、先を見た話をしてあげることが大事な時期なのです。