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塾頭コラム#60:大切なのは、“情報”と“先行”


以前中学3年生に、「豊かな人生にするために」というテーマで、少しだけ私の考えを話しました。まだ14~15歳の彼らには、「豊かな人生」が何なのか、それはわからないかもしれませんが、シンプルに「なりたい自分になる」という風に考えてもいいかもしれません。

まず最初に重要なのは、“情報”。正確に言うと、「正しい情報をいち早く入手する」ということです。時代の流れは加速する一方。彼らが「なりたい自分になる」ためには、情報が必要不可欠です。昔よりも圧倒的に情報を手に入れやすい時代ですが、その一方で情報の真偽を確かめるのが、あまりにも難しい。新聞やテレビで流れることがすべて正しいか…と言われると、そうとも言えません。彼らにとって身近な「受験」や「勉強」でさえも、どれだけの情報を持っているかが成否を分ける時代になっています(誤解を恐れずに言うと、今の受験は、情報戦です)。私は、生徒たちにこう伝えました。「正しい情報」と「自分(生徒自身)への愛情」を兼ね揃えている人間を、常に持ちなさい…と。もちろん、私たち九大進学ゼミの教師がそういう存在であることが大前提でのアドバイスです。

そして、“先行”です。「先んずれば人を制す」と、昔から言われるとおり。そもそも「正しい情報」のほぼ全てが、「早めの準備」「早めの備え」「早めの行動」を推奨しています。もちろん、中には「まだ待っておけばよかった…」などという後悔をする場面もあるでしょうけれど、ほとんどの場合は、動き出しが早い者が大きな成果を手にします。「今はまだ…」「後からでもなんとかなるだろう…」ではなく、「今、できることをやろう!」という姿勢を持つことが重要です。しかし、多くの子どもたちは、「後回し」にしたくなってしまいます。いえ、大人でもそうかもしれません。だからこそ、私たちがサポートして、少しでも“先行”できるように、ペースメイクしなければなりません。

これらのことは、大人でも難しいことです。しかしながら、テストの点数や受験の結果以上に、彼らの人生を左右するポイントだと思います。九大進学ゼミは、「なりたい自分になる」という彼らの想いを実現させるために、この2つをしっかりと伝えていきたいと考えています。