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塾頭コラム#65:思考力を鍛える勉強法


テスト問題を大きく2つに分類すると、「暗記系」と「思考系」に分けられます。「暗記系」はその名の通り、知識や情報を暗記しておけば解けるというものです。「日本の首都はどこですか?→東京」などのように。それに対して、「思考系」の問題は、数学の応用問題などがイメージしやすいですね。「わからない…」と思ったら、「質問」という作業をしないと前に進みません。ところが、「わからないことがあれば、質問する」という基本姿勢が出来ているにも関わらず、なぜか成績が上がらない…という悩みを持っている受験生は少なくないようです。それはいったいなぜなのでしょう?実は質問にも上手な質問と下手な質問があるのです。下の図を見てください。

思考力とは「考える力」のことです。鍛えるためには、「考える機会」を増やさなければなりません。しかし、成績が上がらない生徒は、②③の手順を飛ばしてしまいます(ひどい場合は、解く前の真っ白なプリントを持ってきて「わかりません」と言います)。これでは成績が上がらないことは、お分かりいただけると思います。まず、答え合わせの後は「なんで×なんだろう?」と自分の答案を見返すこと。さらに、習った時のテキストやノートと照らし合わせて、「どの問題と同じ種類なんだろう?」と考えること、その上で「先生、この問題と同じ解き方だと思ったんですけど、解けないんです…」と質問にくること。この流れが身に着けば、思考力は飛躍的にアップします。質問をすることは大事ですが、その前の準備がもっと大事だということですね。