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ホーム >  伊集院校ブログ >  念ずれば花開く(塾長コラム♯59)

念ずれば花開く(塾長コラム♯59)


夏期講座の前半が終わりを迎えます。

お盆が明けたら、小学生は『漢字検定』、中学生は『8月実力テスト』が控えています。

高校生も8月末に実力(課題)考査や前期期末を控えている生徒がほとんどです。

まさに、頑張り時です。

そういう意味では、お盆の過ごし方は非常に重要です。

学習習慣が乱れぬよう、メリハリのあるお盆休暇を過ごしてください。

お盆の中で8/15の終戦日があります。

先日、SNSで拝見した『神風特攻隊員が母に向けた最後の言葉』が印象に強く残りました。

お母さんへ 


この手紙を読んでいる頃、私はもうこの世にはいないでしょう。
明日の朝、私は敵艦に向かって飛び立ちます。
片道分の燃料しか積んでいません。
怖くないといえば、噓になります。
でも、泣いている暇はありません。
祖国のため、そして何よりお母さんのような人を守るために私は飛ぶのです。

お母さん、僕を産んでくれてありがとう。
いたずらばかりして怒らせた日々も
今では愛しい思い出です。
あのとき涙をこらえてお弁当を作ってくれた姿が今も忘れられません。

さようなら
もう一度あなたの声が聞きたかった

イロイロと考えさせられます。
(最初は「私」だったのに、途中から「僕」になったところに感情移入できます。)

知覧の特攻平和会館に大人になって行く機会が数回ありました。
大人になって行くと、子どものときに社会科見学などで行ったときとずいぶん違う印象になっていました。不思議です。
子どもができるとさらに受け止め方が変わった気がします。

戦争のことを見聞きすると、1人では生きていけないことに気づかされ、周囲の人たちへの感謝の気持ちを再確認できます。

本当は常時もっておかねばならないのでしょうが、まだまだその器にはたどり着けません。日々是精進です( `―´)ノ

伊集院校の生徒たちには(自分のことを棚に上げて)感謝の話をする機会を不定期ですが設けています。

今の自分の置かれた環境は当たり前ではなく、誰かの支えによってしか成立しない

頑張りたくても頑張れない者がいる

頑張りたくても心や身体を壊した者がいる

頑張ろうとしたときに周囲にその心を折られた者がいる

「頑張れる」ことは実に幸せなことなのかもしれない。そう思うのです。

夏は成績を上げる絶好のチャンスです。

しかしながら、その成績を上げるためのサポートをしている人たちがいることをぜひ子どもたちには知ってもらいたいなと思います。

生徒・保護者・塾が三位一体となって、子どもたちの夢や目標の現実に進んでいければ幸いです。