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令和7年度公立高校入試改革③~英語編~


「令和7年度公立高校入試」改革、第3弾。次は、「英語編」です。

「日常生活、社会問題などと関連した探究的な学びの要素を取り入れた全体の2割程度の問題」について、触れていきましょう。
問1は案内に書かれていることがわからない外国人に対して、どのような声かけをするか問われています。
問2は「日本語がわからない外国人に対する助けがもっと必要ではないか」という意見に関して、あなた自身はどう思うか問われています。

【出題のねらい】にもある通り、身近な事例から社会的な事柄、また日常生活の中でのコミュニケーションを想定した英作文の問題が出題されていますね。そのような場面で、自分の考えたことを英語で正確に書けるかが問われています。

似たような問題は過去にも出題されていますが、これまでは二択の選択肢が与えられていて、それに沿った解答をする流れでした。
「将来、外国で勉強したいか」という質問に対して、YesかNoで答え、その理由を書く問題です。

令和7年度の問題は賛成・反対だけではなく、グラフの情報を読み取ってそれについて答えたり、解決策を提示したりするなどの解答の幅が広がっていることが特徴です。また、必要な語数も増えています。令和3、4年度は10語以上20語以内、令和5年度は10語以上という指定でしたが、令和7年度は20語以上です。つまり、今までの2倍の語数が必要となります。

普段から英語を書くことを意識、単語・文法の暗記だけではなく、「このような時、英語では何と言うのだろう」と疑問を持ち、実際に調べたり書いてみたりすることも重要だと思われます。

「グローバル化」という言葉が世の中に浸透しているこのご時世で、どのような人材が求められているかが、入試問題を通しても伝わってきます。
次回の入試改革情報もお楽しみに!