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ホーム >  鹿児島国分校ブログ >  「メタ認知」が育てる、本物の学力とは?

「メタ認知」が育てる、本物の学力とは?


九大進学ゼミEXでコーチング指導が始まって4ヶ月。
生徒たちの「自分の解き方」に対する気づきが増えてきました。
この変化の根底にあるのが、“メタ認知”という力です。
■ メタ認知とは?

メタ認知とは、「自分の思考や学び方を客観的に見つめる力」。
たとえば──
•「この問題、途中で解き方を間違えたかも」
•「漢字は覚えたつもりだったけど、定着が甘かった」
•「疲れていて集中できなかった」
こうした振り返りの視点が、学習の質を大きく変えます。OECDの「ラーニング・コンパス」でも、未来社会で重要な力としてメタ認知が中心に据えられています。
■ なぜ今、メタ認知が必要なのか?

近年の入試は「知識を持っているか」ではなく、「どう使えるか」を問うものに変化しています。
•自分の理解度を把握する
•つまずきの原因を分析する
•解決策を自分で考える
こうした力が、これからの入試や社会で求められる“本物の学力”です。
■ コーチング指導が育てるメタ認知

EXでは「自力で考える時間」を重視し、以下のような取り組みを行っています。
•解き終えた後に「自分の解法を説明する」
•間違えた理由をノートに残す
•複数の解法を比較し、自分に合った方法を探る
講師は教えすぎず、問いかけを通じて生徒の気づきを促します。これがEXの最大の強みです。
■ “気づく力”は一生モノ

メタ認知力は、入試だけでなく、大学・社会人・学び直しなど、人生のあらゆる場面で活きる力です。
「自分を理解し、成長させる技術」を身につけることこそ、未来を切り拓く力になります。
【補足】集団授業との違いについて

「先生の解説がわかりやすかった」「一斉授業の方が勉強してる感じがした」
そんな声もありますが、注意したいのは「わかる」と「できる」は別物だということ。
スタンフォード大学の研究でも、「自分の力で再現できることが、本当の理解」とされています。

コーチング指導は、“わかったつもり”を打ち破る指導。最初はしんどく感じることもありますが、それは頭を使っている証拠です。
大切なのは、「盛り上がったか」ではなく、「どれだけ自分の頭で考えたか」。
私たちは、そこに本気で向き合っています。