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具体的な変更点①【令和7年度入試 概要】


「令和7年度公立高校入試改革」
変更するということが決定した令和7年度入試。現在の中学2年生が受ける入試です。
具体的な情報が新たに県教育委員会より発表されたので概要をお伝えします。
①日程の確定

令和6年度までの「前期選抜」・「後期選抜」の制度から
「特別選抜」・「一般選抜」・「チャレンジ選抜」の3種類に変更になったことは前回お伝えした通り。
具体的な入試日程が確定しました。
特別選抜 一般選抜 チャレンジ選抜
文化・スポーツを含む主体的な活動で顕著な実績をもつと自ら認める者。自己推薦での選抜試験 基礎的・基本的な問題を中心に思考力・判断力・表現力を検査できるような問題、日常生活・社会問題などと関連した探究的な学びの要素を取り入れた問題(全体の2割程度)が出題 主に離島・半島の少人数教育実施校で実施する。なお、一般選抜の結果、定員が充足している場合には、チャレンジ選抜は実施しない。
試験日
1/28(火)
試験日
2/18(火)・19(水)
試験日
3/12(水)
合格発表1/31(金) 合格発表
3/5(水)
合格発表
3/17(月)
②試験範囲除外項目

各教科に除外項目が出ています。試験日程が前倒しになったことで試験範囲に影響がありました。
国語 古典のうち「漢文・漢詩」の作品
数学 中学3年生で学習する内容のうち、『標本調査』
社会 中学3年生の公民的分野で学習する内容のうち、『私たちと国際社会の諸課題』
理科 中学3年生で学習する内容のうち、『地球と宇宙』の「太陽系と恒星」惑星と恒星
英語 中学3年生で学習する内容のうち、仮定法
③調査書の変更

〇学びに向かう力等を評価するため、調査書の記載事項の重点化を図っています。
〇各学校で学びの過程を重視する観点から、観点別学習状況の「主体的に学習に取り組む態度」を他の項目より比重を高めて評価します。
〇一部記載方法を変更し、欠席等が多い生徒に配慮しています。
様々な変更が出ている高校入試改革。しっかり理解して臨む必要があります。
次回は一般選抜で実施される各教科での「日常生活、社会問題などと関連した探究的な学びの要素を取り入れた全体の2割程度の問題」に注目していきたいと思います。