【コラム】テストのやり直しの意義
また、中学3年生は9月末、10月末に学校の実力テストも行われました。
テスト結果が返却された後にすることといえばやはり「やり直し」ですよね。
この時期だからこそ、なぜやり直しが必要なのか、やり直しの効果的な手順などを改めて書いていこうと思います!

間違いの原因を明確にすることで、同じ問題で繰り返し失敗する確率が下がるためです。
自分の間違いの癖を把握することがとても重要です。
(例)数学の符号をミスしやすい、英語の時制で間違いやすい…等
癖を把握することによって、テスト中の見直しの効率も上がります。
また、「やり直し」を正しく行ってきた生徒が偏差値や得点を大きく伸ばす例も多く見てきました。
成績アップの有力な方法であると言えますね😊
①何がわかっていなかったかを明確にし、整理する。(問題文の読み違いか、計算ミスか、知識不足かなど)
ここでのポイントはすぐに全部やり直す必要はなく、優先順位(全体の正答率が高いのに間違えた問題や自分の苦手分野など)をつけて取り組むことです。まずは全体の正答率が50%以上で自身が間違えた問題を中心にピックアップしてみましょう。
基準偏差値が60以上の高校を目指す場合は全体の正答率が30~40%台で自身が間違えた問題もピックアップできるといいですね。
10人のうち5人以上(半数以上)が正解している問題を、いかに取りこぼさないかが成績UPの鍵です。
②もう一度正しい解き方で解きなおす。
ここでのポイントは「赤ペンで答えを書き写す」だけで終わらせないことです。答えは見ずに、もう一度自分の力で解きなおすことが大切です。
さらに、類題を1〜2問解いて確認する・後日(1週間後、1か月後)に同じ類型の問題を再度解き、完全に定着しているかチェックする等の行程をプラスすると更に効果は高まります!
もし解き方で悩んだ時は学校の先生や塾の先生の力を借りましょう。
ぜひお試しください♪
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