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なぜ勉強するんだろう?


塾で教えているとよくあることなのですが、ふだん担当していない科目についての質問をされる、というのは珍しくありません。

文系の教師に理科の質問を持ってきて、「オームの法則」「飽和水蒸気量」の計算をたずねる、といった感じですね。

中学生が頭を悩ますのもわかるな、というくらい、なかなか難しい分野ですよね。思わず「こんなこと勉強して何になるの?」と口にしてしまうときも、人によってはあるかもしれません。

「ゼロからトースターを作ってみた結果」(トーマス・トウェイツ著)を読むと、安価で単純やしくみのトースターという家電さえ、ひとりの人間が自力で作るのは簡単でないのがよくわかります。そもそもまず材料を確保することから、そうとう難しい!(面白い本なので、興味があればぜひご一読を)

理科を学ぶと、身の回りの自然界の繋がりが見え、法則をうまく使っていることが分かり、理科の知識が生活に役立っていることを実感できます。いいかえれば、ふだん当たり前に接している・使っているもののことって、意外に分かっていないものなんですよね。たとえば、このブログをスマホで見ている方、スマホのタッチパネルはなぜ指の動きに反応するのか、ご存じでしょうか?

成績を上げる、志望校に合格する、そうしたことももちろん勉強の大きな意義です。でも、勉強を通じて、知らなかった意外な世界の扉を開いていければ、その先には予想以上の大きな未来が待ってくれているはずです。