グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  高等部 >  クロストーク >  Episode12

クロストーク12
吉井先輩のオススメ講座
合田哲也先生 ハイレベル物理

物理の初心者が無理なく上級者にな るための講座です。私はこれより良い物理の講座を知りません。この講座を受けたら、図表の活用と単純化して事象を考えることの重要性がよくわかると思います。皆さんもぜひ「G先(合田先生)」のカリスマ性に酔いしれてください!

松迫先生
合格おめでとう!まさに最高の合格だよ!知らせを聞いたとき、思わずガッツポーズしてしまったよ。
吉井先輩
ありがとうございます。先生には特に、僕が色々と悩んで立ち止まってしまったときに、本当にお世話になりました。「僕は合格できる」と信じ続けてくださったことや、東京科学大を受けることを全力で応援してくださったことが、とても嬉しかったです。その気持ちが、自分の支えになっていました。
松迫先生
ここに至るまで、
本当に色々なことがあったよね。
吉井先輩
はい。正直に言うと、人間関係やその他の問題が重なって、精神的にとても辛くなってしまった時期がありました。特に6月と7月は、まともに勉強ができず、机に向かっても頭が働かない日が多かったです。周囲との差が広がっていく不安と焦りで、自分を責めてしまうこともありました。
松迫先生
そんな状況から立ち直れたのは、
なぜだと思う?
吉井先輩
九大進学ゼミの先生方の励ましとサポートが大きかったのはもちろんですが、それ以上に、自分の中にあった「自然科学への興味と熱意」を失わなかったことが大きいです。大学に入って科学者になりたい、特に地球科学的現象――地震や火山などのダイナミックな自然現象――を学びたいという思いが常に心の奥にありました。高校ではスーパーサイエンス部で課題研究に打ち込み、その過程で参考にしていた論文の多くが旧東工大のものでした。そうした経験から、「この大学に絶対合格したい」という気持ちは一度も揺らぎませんでした。
松迫先生
やっぱり明確なモチベーションがあるからこそ、頑張れたんだね。学問に対する興味と関心、その純粋さは本当に素晴らしいよ。
吉井先輩
ありがとうございます。僕は、身の回りの一見難しそうなことでも、分解して見ていくと、結局は教科書に載っているような原理や事象で説明できることに面白さを感じます。科学って、実はとても身近で、思っているよりもシンプルで、そして何より面白いんです。総合型選抜のレポートやプレゼンでも、この姿勢を評価してもらえたのだと思います。さらに、共通テスト直前に演習を重ねたことで成績がみるみる伸び、自信を持って本番に臨めました。
松迫先生
最後に、これから受験を迎える後輩たちへのメッセージをお願い!

吉井先輩
自分が心から好きなものをとことん極めた人は、本当に強いと思います。僕は以前、自分の研究を海外で発表する機会がありました。そこでは、様々な国の高校生が、それぞれ試行錯誤を重ねた研究成果を、目を輝かせながら発表していました。その光景を見て、自分も好きなことをもっと深く追求したいと強く思うようになりました。当然、受験勉強は大切です。でもそれ以上に、好きなことをより良くするために学び、得意なことを伸ばし、それを学校で学んだ知識や経験に結びつけていくことが重要だと思います。そうやって自分なりに考え、悩みながら進んだ先に、きっと自分の進むべき道が見えてくるはずです。
松迫先生
吉井くんらしい、熱くてまっすぐなメッセージをありがとう!この情熱があれば、大学でもきっと大きく成長できるはずだよ。
吉井先輩
ありがとうございます。これからも探究心を忘れず、学び続けていきます。そして大学でも多くの人と出会い、刺激を受けながら、自分の興味をさらに深めていきたいです。