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英語 音読のすすめ


今年も受験が終わりつつあります。その中で特に印象に残っているものの一つとして、共通テストリーディン
グの変化がありますね。難しくなったと悲鳴を上げた受験生が数多くいました。要因として「語数の増加」、
「言い換えの多様」、「情報の分散」など、数多くがいろんな方によって挙げられています。しかし、理想的な
読解力を手に入れていた生徒からは「そこまで言うほど難しくなかった」という声も聞いています。そうなん
です。理想ではありますが、しっかりとした読解力を手に入れられればどの問題も解決できるのです。

では読解力はどのようにすればつけることが出来るのでしょうか。それに対する最高の勉強方法、それが
「音読」なんです。ただ、現在多くの著名な教師たちが盛んに唱えているにもかかわらず、まだまだ音読な
一般的な勉強方法とは言えない状態です。今から高校に入学する人もいます。音読は簡単な勉強法なので、
高校生活のなかで習慣化することをお勧めします。
■著名な英語教師たちも「英語は音読」と断言。なぜ音読がいいの?

音読はただ声を出して読んでいるだけの気がするかもしれませんが、音読をしている時は英語のあらゆる要素に触れています。単語や熟語、文法、文の並び方、構文などなど。さらには発音、アクセントリズムなどのリスニング能力人までにまで多大な影響を与えるのです。

英語はそもそも語学です。語学は極論を言うと勉強ではありません。語学はその言語に触れれば触れるほど得意になるのです。アメリカに住む3歳児はもちろん英語はペラペラです。しかしその子は単語を覚えたり文法を学んだりしたでしょうか。いいえ、単純に日々の生活の中で英語に触れているだけなのです。

また、日本語は世界で最も難しい言語のひとつです。しかし日本人ならほぼ誰でも日本語を話すことは出来ることはもちろん、文章を読むことが出来ます。世界には文字を読むことが出来ない人も大勢います。なぜでしょうか。それは日本の多くの小学校では、音読を取り入れているからです。みなさんもたくさん音読したはずです。それが読解力を確実に養っていったのです。
■定期テストの英語の勉強のしかた

【コミュニケーション英語】

Ⅰ 学校の授業をしっかり聞きます。
説明や読み方はどんどん書き込んでください。安部先生の「ビルドアップレッスン」のような形が理想です。

Ⅱ 一日一回、本文を音読しましょう。
慣れるまでは、英文を1文読むたびに日本語を言うと効果的です。慣れてきて、すらすら意味が分かるようになれば英文だけでも構いません。慣れれば10分もかからず読めるようになります。

テスト一週間前までは単語帳の勉強以外はこれだけで構いません。テストまでに20回本文を読むことが出来たら、最後に学校の先生のプリントの演習やつづりのチェックをすることで高得点が達成できるでしょう。またその問題やつづりのチェックすらも音読によって何度も触れているため簡単に終わります。

【英語表現】
Ⅰ 学校で習ったページの基本文を何度も音読します。
    コミュ英と違い、こちらは一日にたくさん読んでも構いません。10回も読めば慣れてしまうと思います。
Ⅱ 学校の教科書や傍用問題集で問題演習をします。
基本文を先に何度も読んでいると形に慣れてしまっているため、とてもスムースに演習をすることが出来ます。

ぜひ実行してみてください。これを3年間日々実行するだけで、難関大といえども通用する英語力がついているはずです。それでは頑張って志望校に合格し夢をかなえましょう!